2009-11-18 第173回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
天竜川というのはシルト粘土が多くて濁りが長く続くために、アユのえさであるこけが付着する石に泥がまずがばっとついちゃう。その泥をアユが食べるために、他の川のアユよりも胃袋が大きいというんですね。そこまで被害が出ているんです。だから、栄養がないために小ぶりで、成長していない。
天竜川というのはシルト粘土が多くて濁りが長く続くために、アユのえさであるこけが付着する石に泥がまずがばっとついちゃう。その泥をアユが食べるために、他の川のアユよりも胃袋が大きいというんですね。そこまで被害が出ているんです。だから、栄養がないために小ぶりで、成長していない。
それによりますと、第一は浮遊藻類の発生、底層水の貧酸素化、堰を挟んだ上下流に有機物の多い微細なシルト、粘土が堆積すること、さらにはシジミ、アサリなどの貝類の減少は河口堰全体に共通する影響であること、しかしながら植物群落、魚類、鳥類、海域への影響については一般化するにはさらなる調査が必要である、こうされております。